突然ですが、ギャンブルで日常的に遊んでいる家族、友達、あるいは配偶者をお持ちですか?もしイェスの場合、心配すべきポイントがいくつかあります。「もしギャンブル依存症になったらどうするのか?」「結局のところ、どういう人がギャンブル依存症になる危険性があるのか?」など、おそらくご自身がギャンブルをする方であれば、自らの習慣について考えてみたことがあるのではないでしょうか?

実際、ギャンブル依存症は、ギャンブルをする人すべてがかかる病状ではありません。しかし、他の人よりもギャンブル依存症になりやすいタイプの人もいます。

そもそも「ギャンブル依存症」とは、悪影響が生じているにもかかわらず、お金を賭けたいという欲求を抑えきれない、とても危険な状態のことを指します。ギャンブル依存症患者の典型的な例としては、人間関係や健康状態、経済的な問題が生じることです。ギャンブル依存症に陥ると、大切なモノすべてを失ってしまう人までいます。

一般的には、メンタルヘルスや年齢、性格タイプなどが、ギャンブル依存症の危険因子となります。これらの危険因子は、ギャンブル依存症になる可能性を高めますが、もちろん薬物依存症やアルコール依存症と同様に、誰でもギャンブル依存症になる可能性があることは忘れないでおきましょう。

ギャンブル依存症に導く危険因子

ギャンブルで遊んでいる人が身近にいる場合、本人がギャンブル依存症の警告サインを理解しているかどうかが重要です。例えば、ストレスや衝動性もまた、ギャンブル依存症の危険因子になりえます。ストレスが多く、衝動的に行動する人がギャンブルをしていて、いつもよりギャンブルを勤しむようになったら、周りに助けを求めるよう勧めるといいでしょう。

まずは、どういう状況だとギャンブルに陥りやすいかを理解することで、周りの人や自分自身がギャンブルに依存するのを防ぐことができるかもしれません。例えば、健康的なストレス発散方法を見つけたり、ギャンブルではなく他の趣味に置き換えたりして、依存症になるのを防ぐことができます。ただし、本人のメンタルヘルスがギャンブル依存症の原因となっている場合は、専門家に助けを求めるのが無難でしょう。

 

精神障害

総合失調症などの精神障害は、そのまま放置しておくと、ギャンブル依存症になる可能性が高まります。特に、強迫性ギャンブラーは、精神的苦痛に対処するためにギャンブルを頻繁に行います。精神的な問題を抱えた人が続けるギャンブルは、苦痛を気にしなくなる”ゾーン”まで誘うので、後に大きな影響を与えてしまうのです。

またギャンブルは、脳の報酬系を活性化し、ドーパミンを放出させ、人に自信と喜びを感じさせる作用があります。ギャンブルから得られる興奮と快感は、かなり中毒性があり、セルフで行うメンタルヘルス治療のように感じられるかもしれません。

気分障害(感情障害)

双極性障害やうつ病などの気分障害は、状況に関係なく、人の感情に影響を与えます。物事がうまくいっているように見えても、うつ病を抱えている人は悲しさや虚しさを感じてしまうのです。

研究によると、ギャンブルは気分障害の人が症状から逃れるための手段であり、こうした障害に対処する方法としては不適切であると考えられています。また、気分障害とギャンブルとのつながりに関する研究によると、この研究に参加した人の70%が、ギャンブルの前に気分の問題があったと回答したそうです。

 

不安障害

不安障害には、全般性不安障害などといった病気があります。主な症状としては、自分ではコントロールできない心配や恐怖を持続的に感じることです。こうした障害を抱える人がギャンブルをすると、場合によっては、不安な感情を緩和するように見えますが、しかし、この緩和状態はしばしば一時的なものであり、不安な感情が再び現れます。このような傾向にある人は、不安な感情に対処するためにギャンブルに再び走り、結果的に、ギャンブル習慣がとまらなくてしまうのです。